ラーゼフォン 多元変奏曲

高校生だった頃にテレビ版が放送されていて、「人間関係がややこしいわりに、たいした説明もなくて、結局よく分からない。でも音楽はよかった」という印象を私に残した作品、の劇場版。
登場人物が大幅に減り、それぞれの関係もかなりカットされていた。その結果、話としては非常に分かりやすくなっている。しかし、「で、何が言いたいわけ?」というテレビ版の頃から感じられた疑問も、大きくなった感じ。ドロドロした部分がほぼなくなったので、単なるラブストーリーでしかないような・・・。
なお、作画は、相変わらず凄かった。
ついでに、主題歌の「tune the rainbow」は、本当にいい歌ですね(もはやストーリー関係なし)。