夜明け前より瑠璃色な 感想3

6周目は、菜月編。
名字は「鷹見沢」ですか。そうですか。いや、他意はない。
このルートは、「それぞれの夢」の話。よって、フィーナたちはあまり絡んでこない。
全体としては、なんとなくもの足りない感じ。もう少し、コミカルな要素があってもよかったと思う。
ところで、この話では翠が完全な当て馬の役を果たしている。どうにも納得がいかんのです(笑)


7周目は、さやか編。
他のルートの「家族」「親子」「夢」といった要素が集まったような話。
特に、「月博物館」や「達哉の親父」にスポットが当たっている。
それから、おそらく、もっとも「甘い」と思う。私は耐えられないです(笑)


8周目は、リース編。
リース本人というより、地球や月といった、世界やその歴史が明かされる話。分量も短く、ED後のエピローグは存在しない。
とはいえ、リースの話として、「家族」というテーマはある。フィーナの「誰も一人で生きているわけではないわ」という台詞は、この作品全体の象徴となる言葉だと思う。
そのほか、「月の教団」絡みで、フィアッカという人物とロストテクノロジーも登場。ただ、フィアッカの方は「とりあえず放置」という感じで、何かフォローが欲しかった気もする。