一般演習・9

今日は、「国会議員の歳費」と「音楽のデジタル化」の2つだが、結論から言おう。今日は一言も発言しなかった。
まずは「国会議員の歳費」について、学生1が発表。レジュメを作ってきていた。手書きだし、発表内容の全部を書いてあるので、見にくくて仕方がない*1。そして、相変わらずの大阪弁。挙句に「〜だと思うんっすよ」という語尾をつけ始めた。それ、もう丁寧語じゃないぞ・・・。
意見はこうだ:国会議員の仕事の根本は、「日本を良くすること」のはず。「収入などを考えずに、志を持つ者」がやるべき。よって、「国会議員なんて無報酬でもよい」のでは*2
この理想的かつ暴論に対しては、賛否が分かれた。まぁ、特にこれという意見はなかったので、ばっさり省略する。
学生1の主張によると、結局金持ちで、多少やる気のある人間ぐらいしか議員にならないような気がする。しかし学生1はどうも性善説に立っているらしいので、私の思う可能性については、何の考慮もしていなかった。
私見としては、基本給与以外の、オプションとして色々もらえるお金を何とかするべきだと思う。例えば、秘書の給与は何故国会議員に手渡されるのか。流用防止のため、直接公費として、秘書に渡すようにすべきだ。また、文書通信交通滞在費というのが毎月100万、支給されるが、これは使わなくてもらえる。ということは、使わないほど、自分のポケットに入るわけだ。せめて領収書を取るぐらいはしろよ。もっと言うと、私は参議院を廃止するべきであると考えているのだが、議論ではここまで話が発展しなかった。
発言しようと思ったのだが、私よりも先にだいたい似たようなことを言う人がいた。付け加えるようなこともなかったので、そのまま発言せず。


次は「音楽のデジタル化」について:インターネットでのWinnyなどによるやり取りは、法律だけではやはり取り締まりきれないので、何とかせなあかん。小学校などから知的財産について教育していけばどうか。1人1人が認識を持てばいいのではないか。つまり、法による事後対策ではなく、事前対策が必要なのではないか。
こちらは、発表内容にも何やらパソコン関係の専門用語がちりばめられており、何を言っているのか分からない部分があった*3。そのせいか、意見もやや少なめだったが、1人、HPを作っているとかで、知的財産権法に詳しい人がいて、その人がよく発言していた。
私見としては、超法規的な捜査を行う特別機関を作って、取り締まるのがいいと思う。だいたいそういうのを使う人は、法に抵触するという認識を持っているものだ。そして法律で完全に規制するのは不可能であり、問題は立法よりも行政にあると思うからだ。ちょうど公安9課のような部隊があればいい。それが受け入れられないなら、インターネットをやめるか著作権という概念を捨て去るべきだ。
知的財産権法について色々語る人がしゃべっていたので、私から進んで発言はしなかった。残り10分ぐらいのところで話が尽きた。すると教授が「それじゃ、最後にtakamiism君、何か・・・」と言いかけた。「私は老中か」と思ったが、「よし、今日は何も発言していないし、最後にぶち上げよう」と思ったら、さきほどの「知的財産権法」の輩がまた手を挙げ、残り10分ももっぱらしゃべり続けたので、私の出番はなかった。まぁ、たくさん話しているわりには、あまり中身がなかったが・・・。


来週は「ニートについて」と「アキバ系人間について」の二つ。アキバ系、か・・・。

*1:もはやレジュメとはいえないが、本人はレジュメと呼称

*2:「」は奴のレジュメより抜粋

*3:教授もよく分からんかった部分があったらしい