公安委員会へ〜takamiism人間に再び絶望するの巻

8時前の電車で出撃。久しぶりにJRに乗る。中学の修学旅行で利用して以来なので、5年ぶりになろうか。到着後、市バスに乗る。市バスに乗るのも久しぶり。
9時5分、免許試験場に到着。受付1番から行列ができている。1番から順に5番まで進む。誰もがキョロキョロし過ぎて、挙動不審者多し。途中、4番受付(視力検査など)の場所が分からず、さまよう。3番の真後ろにあった。視力検査で、見えた通りに「左ななめ下」と言う。「そんな形、ない」と言われる。上下左右しかなかったのね。でも、教習所の視力検査の時にはあったんだけどな・・・。
受付を10時15分にすます。試験は12時50分から。1階は混んでいるので、地下へ行き、そこの座席に座って勉強する。途中、横の食堂で昼食。ピラフを食べる。特に印象に残る味ではない。
12時40分、試験室へ。50分から説明が長々と始まり、13時30分に試験開始。隣の青年の貧乏ゆすりが激しい。机、揺れてますよぅ。14時20分、試験終了。同35分より結果発表。合格を確認。93点でした。ちょっと喜びすぎの人間も少なからずいたが。
14時45分より手続きの説明を受ける。交付手数料を納めたり、免許証に記載される事項の確認などをさせられる。15時50分より写真撮影開始。私は最後の方だったので、16時45分に撮影。カメラの位置が分からず、やや下に位置しているのを発見した瞬間に「はい、終わりました」と言われる。17時10分より免許証の交付開始。これまた最後の方だったので、私は17時20分に交付された。案の定、写真はやや首を傾けて写っていた。
そのままバスに乗るために列に並んでバス待ち。駅まで歩いて帰ろうかとも思ったが、もう暗いし、道に迷ってはいかんので、バスを選ぶ。2台を見送って、ようやく乗る。
と、その時、ひょっこり横から出てきて、私の前に割り込んでくる青年が。列は1列に並んでいたし、明らかに割り込み。しかも私、takamiismの前に入ってくるとはいい度胸である。しかしこれが思わぬ展開を見せる:(バスに乗り込もうとする輩の肩を手で抑えつつ、やや大声で)私「ちょっとあなた、割り込みでしょう。みんな寒い中並んで待っているのに、ちゃんと並びなさいよ」輩「はぁ?いちゃもんつけんのかっ!」と手を払い、さらに私を押す。(まだ乗り込もうとする輩のマフラーを引っ張りながら)私「おいっ、順番抜かしはするなと言っているっ!」すると後ろの列から「はやく乗れや」「何してんねん」の合唱。そちらに向かって私「いや、彼が列にも並ばず、割り込みを・・」合唱「そんなん、どうでもええやん」私「いや、そうなるときちんと並んでいる者が1名、乗れないで・・」その間に、輩はバスの中へ。運転手の「はやく乗ってください」のアナウンスが聞こえる。合唱「じゃあ、お前が乗らんかったらええやん」「そうや、降りろ」「はよ退け」私「正義はないのか、正義は」と叫び、バスに乗り込む。
少し前の席に座っている輩に睨まれながら駅まで向かう。バスから降りると、もう輩の姿はなかった。そのまま、朝と同じ道順を逆に辿り、19時過ぎに帰宅。
これにて、免許取得への道、完結。


そうか、そうだったのか。takamiismは人間が嫌いであったが、人間に絶望はしていなかった。かつて絶望し、しかし高見沢主義過激派として、再び希望を持っていた。だが、それも間違いであったようだ。人間に希望など見出してはいけなかったんだ。そう、希望を持つから絶望する。ならば最初から絶望すればよかったんだ。簡単なことだ。もっと早くに気付いておくべきだったな・・・。