若田研究室に行く 第67回

ハイデガーの「ニーチェ」読書会、第10回。「神学・政治論」の報告をしていたため、あまり進まず。
・自然(ピュシス)=存在者そのものと存在者の全体
  ギリシア人にとっての存在者=おのずから無為にして萌えあがり現われ来たり、そして内に帰り籠も
  り過ぎ去っていくもの=世界の脈動
  第7回で既出の「真理(アレーテイア)」とほぼ同義か
・芸術は知そのものである
  それは存在者そのもを引き開けること/開けられること
  すでに臨在しているものを重んじて、これを招待すること/されること