若田研究室に行く 第73回

ハイデガーの「ニーチェ」読書会、第16回。
・真なるものの本質が真理である
   真理という言葉の二義性→普遍性と個別性*1
    言語ゲームを行うハイデガー
    辞典的意味は現存在を凍結し、言語を死なせる*2
   真理の本質的変動性
    相対主義→真理は人の数だけ、その都度の数だけ現れる
    認識は真理の故郷
    真なるものは現実的なもの

*1:スピノザ「知性改善論」との類比

*2:ウィトゲンシュタイン「反哲学的断章」にも同様の記述あり