フーコー「主体の解釈学」読書会 第27回

・生の様式=生の技法
   自分の人生をひとつの美しい作品とすること
    美しい作品=ある種の生のフォルマに従い、自己の自由を活用する
 アスケーシス=自己の技法
   メレターン=思考の思考に対する訓練=真の意味での労働
   ギュムナゼイン=現実の状況に対する訓練=節制と試練の実践
 節制=耐える身体=勇気と自己抑制の形成
   適度な無関心=自分を取り巻くものに無関心で、無造作に受け取ること
    勇気=外的な出来事に自壊することなく抵抗する
    自己抑制=自分自身の内的な運動を支配する
 試練=どこまで自分が進んでいるか、自分自身を見きわめること
   何も感じず、何も考えず、まったく虚ろで中立な精神を保てる境地に至る
    ストア派にとっては、生全体が試練になる