狼と香辛料II 第12話

「狼ととめどなき涙」。最終回。
エーブの真意に気付いてボコられ、次いで迎えに行ったらホロにボコられ、負傷が続くロレンス。最終回なのに(笑)
結局また共に旅をすることになったロレンスとホロが、暴動の収まったレノスの町から出て行くところで、幕。
ラストの鐘の音を聞いていると、なんとなく、すっきりと終わった気になる。が、エーブのその後や、ロレンスはどうやって儲けを取り戻すのか、といったあたりは放置されたままで、どうにも煮え切らない感じだった。まぁ、レノスの町の話としては一区切りついた、というのは分かるが・・・。


第2期も今回で終了。
今期は、前半はクメルスンでのアマーティ絡みの話、後半はレノスでのエーブ絡みの話、という構成。上にも書いたように、後半のラストは「ここで終わりか」という感じで、あっけなかった。これは、第3期への伏線なのだろうか(笑)
6話ずつの割り振りだったが、前半は少し間延びした印象もあったので、後半の方に話数を割いたほうがよかったと思う。
まぁ、1期同様、まったりと見るには丁度よい作品でした。1期の時にも書いたが、この作品の雰囲気が、私は好きだ。