夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle- 感想3

7周目は、リース編。
さやか編と同じくらいの長さで、ほかのルートよりも短い。
再び現れたリースが学園の文化祭に参加して、翠たちと絡んだりする。そんな微笑ましいルートである。
一応、次のシンシア編の伏線(らしきもの)もある。
それから、本編にはなかったエピローグが今回は存在する。達哉が振り返った先に立つリースの姿がなく、その影だけが見えている。こういう終わり方は、好きだ(笑)


8周目は、シンシア編。
今回の追加ルートで、一番長いルート。いわゆる並行世界という考えが導入される。仮面ライダーディケイドですな(違)
このEDは「ハッピーエンド」ではないかもしれないが、私はこの幕切れでよかったと思う。「再生回数18253回」か・・・。
もちろんシンシアルートではあるが、フィアッカルートの側面もある。このルートのテーマは、「父親の遺志と、姉との誓い」。いわば、「縦」の絆と「横」の絆、その両方がモチーフなのだろう。
そういうわけで、このルートで「あぁ、終わったのだな」という気になった。が、まだフィーナ編が残っている。