義に死してこそ華だと思わんか!

まず、「重戦機エルガイム」第53話〜第54話を鑑賞。最終回。
ポセイダルたちを倒して、戦争は反乱軍の勝利の終わった。そしてダバは、精神崩壊した妹のオリビーと共に故郷に帰るのだった。
主要キャラは誰も死ななかったが、誰の想いも報われず、ポセイダルの「ヤーマン人の根絶やし」が結果的に成功した幕切れに。みんな生き残ったのに、いや生き残ったからこそ、「イデオン」や「ダンバイン」より空虚さを感じるエンディングだった。


というわけで、4クール、見終わった。
全体としては、あまりバランスのよくない作品だった。ギャグと恋の要素に重きを置いた1クール目は、なくてもよかった。
その後は、乱戦の2クール目、戦争に突入する3クール目、入り乱れて潰し合う4クール目と、だんだん「いつもの富野」になっていった。


次に、「SoltyRei」第1話〜第2話を鑑賞。2005年のGONZOの作品。
中田譲治の声をした、賞金稼ぎのロイの話。ソルティと出会うも、まったく打ち解ける気のないロイに、私は好印象を持っています。