一般演習・8

「現代若者のライフスタイル」という事で、何を言うのか見当がつかなかった。内容は、教育やら労働やら家族やら色々な問題がある中で、若者が生きがいを見つけにくい社会になっているのではないか、というもの。色々な論点を整理しただけ、という感じだったので、発表を聞いただけでは、何が言いたいのかよく分からなかった。
もっぱら労働について議論された。昔は仕事が生きがいとなりえたが、今はそうではなくなってきていると。非正規雇用が増えていることは問題なのか否か。目新しい論点も意見も出ず、正直に言って、面白くなかった。
議論を聞くと、生きがいとは「生きることの価値の表象としての何か」というような定義で使われていた。そこには、そもそも「どこかに生きる価値が分かるようなモノがあるのだ」という前提がある。しかし、それこそが誤っているのではないか。そう思ったので、途中までまったく発言をしなかった。すると教授が、「今日はtakamiism君、静かですね・・・」と意見を求めてきた。なので言った。「そもそも、この議論の前提となっている考えに(中略)疑問を感じます。なぜならば、生きることに価値などないと私は考えているからです」
今日は人の意見に対して反論や質問が出ていたんだが、私の意見には質問さえなかった。もちろん教授と数分の議論は行ったが、やっぱり無視されてんのかな・・・。
学生1も今日は意見を言った。「非正規雇用でも別にいいじゃないか」という内容だったのだが、たったそれだけの事を言うのに時間が掛かりすぎていた。不必要な修飾語と意味のない接続語がやたらに多い。そして休み時間と同じ口調で話すので、相変わらず馴れ馴れしい。挙句に、声が小さい。昨日の英語Ⅱでの態度を見ている私は、若干不愉快であった。
授業終了後、かつて私に話しかけてきた女子(http://d.hatena.ne.jp/takamiism/20051116参照)と話をしていた。大声なので、聞きたくないのに耳に届いてきた。奴は週6日バイトをしていて、しんどいんだと。あぁ、そりゃ大学の講義なんてどうでもいいわな・・・。
来週は「国会議員の歳費」と「音楽のデジタル化」の二つ。ちなみに前者の発表を行うのは学生1である。よし、私の出番か。