ニーチェ対ヴァーグナー/ニーチェ

上述の「ヴァーグナーの場合」と同様に、「道徳の系譜」の巻に収録されている。こちらは、これまでの著作からヴァーグナーに関する部分を抜き出し、加筆・省略して、まとめたもの。ヴァーグナー主義に対抗して「運命愛」を提出している部分が加筆されている。「ヴァーグナーの場合」よりも分かりやすいかもしれない。