τになるまで待って/森博嗣

kazy氏から。Gシリーズ第3弾。
以前から森博嗣の作品には、「動機」については語られない傾向があった。私は嫌いではなかったのだが、とうとう今回は犯人さえ明らかにならず。そういえば、1〜2作目から「自殺」がキーかと思っていたのだが、外れたようだ。
ギリシア文字の謎は続いていくが、そろそろ関係がないような気もしてきた(笑)そして、相変わらず「真賀田四季」の名前が挙がる。ここまで出てくるからには、本人は関係ないのかもしれない。
今回の引用は、ハイデガーの「存在と時間」から。今シリーズは哲学者が選ばれているようだ。