フーコー「主体の解釈学」読書会 第15回

・自己=よき格闘技の選手
   使われうる動作だけを時に応じて活用する
   偶然を軽蔑し、あらゆるものを恐れず、世界を一つの家とみる
 自己=関係の回帰的・恒常的な項の現出
   ここから外物へ視線を向け直す
   存在様式の変容→堅固で静穏な場所に立つ
 自然研究=われわれを泰然・自己充足的な人、自己に特有の善を誇りとする人にする
   自己肯定=自己の権内にあるものを権内にあるものと認める
   エピクロス派のパレーシア=主体を変容させる真理を、理解しうる数人にだけ予言のように告げる