フーコー「主体の解釈学」読書会 第25回

・パレーシア⇔追従と怒り
   言うべきことを言いたいときに言いたいように言い、こう言うべきだと思われるような形で言う
   追従者=ひとが自分自身の実際の姿に満足することを妨げる人
   怒りの倫理=権力の正当な行使とその濫用の要求の区別方法
 パレーシア⇔レトリック=弁論術
   真実の言説をひとつの粉飾もなしに、むき出しの形で作動させる
   カイロス=機会
    誰に、どの瞬間に、どういう状況で話しかけるか
   心の開けによって、師のパレーシアに応答せねばならない
    エピクロス派のパレーシア=エウノイア(厚意)の強化と友愛の増大
 パレーシアの目標
   自分自身に対して完全で適当で十全な関係=至上権を打ち立てること
    他者の言説を必要としない状況に「なる」ようにする
    不幸のおそれ、周りのもの、快楽に依存しない