靖国参拝

どう考えても憲法20条3項、すなわち政教分離規定違反なのではないかと思う。また、靖国には民間人の犠牲者は祀られていないし、行く必要があるのか疑問。そもそも、毎年8月15日に戦没者慰霊祭というのを行っているわけで、わざわざ靖国に行くことはない。否、行くべきではない。参拝賛成理由で、よく中国なり韓国なりにガタガタ言われる筋合いはないなどという理由が挙げられているが、それ以前の問題である。国内問題としても充分におかしいのである。他方、中国や韓国が文句を言うのも頷ける部分はある。中国共産党盧武鉉はいかがなものかとは思うが、しかし中国や韓国の人から見ればA級戦犯が祀られている神社に日本の首相が参拝しているわけで、不愉快に思うこともあるだろう。小泉純一郎がどうのこうの釈明してはいるが、あれは日本人のエゴであり、言い訳にしか過ぎないのである。「二度と戦争を起こしてはならないという不戦の決意で祈った」と言っても、日本人ではない彼らに信用されるわけがない。
それにしても小泉は外交に弱いなぁ・・・。