若田研究室に行く 第78回

ハイデガーの「ニーチェ」読書会、第21回。今回から、テキストは創文社の全集のものに変更。
第1部「芸術としての力への意志」、読了。
・感性の新解釈〜「プラトニズム」逆転
   感性の精神化と多様化を促し、精神の最善のものを感性に与えること
    存在者の本質=遠近法=新しい多数性
     真理は誤謬であるが、必然的でもある
    遠近法の中で、「固定した」真理と「変転としての」芸術が運動する
   ギリシア精神=情熱的であり、同時に自分の限界を画し、そして運命を肯定すること